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Sun14Jan

【 今週の一冊/『似魚図鑑』(株式会社ナイスク) 】

【今週の一冊】では、クイズ作成のために参考書として活用している本を紹介していきます。RBL CAFEのカウンターに置いていますので、気になる方はぜひお手に取ってみてください。(※貸出中の場合もあります。ご了承ください)

 

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『似魚図鑑』(株式会社ナイスク)晋遊舎/2008年/B6・96ページ

 

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煮魚ではない。似魚である。

2010年、さかなクンがクニマスの再発見に一役買ったというニュースがあった。もともとは田沢湖で見られたクニマスがだが、その目撃が途絶えて70年以上経っていた。それが富士五湖の一つ、西湖に生息していることがわかった。

 

きっかけは、さかなクンがマスの作画の依頼を受け、その参考にと、実際のマスを取り寄せたことにある。何だか色が黒いと思った彼は、一般的なニジマスではないことがピンときた。画の依頼主である大学教授のもとにその魚を送ったところ、内臓などからクニマスであることがわかったというのだ。ことの真相は田沢湖のクニマスの卵が西湖に放たれたためらしい。地元では黒っぽいマスがいることは周知の事実だったようだが、ニジマスの一種くらいに思われていたとようだ。

 

さて、この『似魚図鑑』。よく似た魚介の組み合わせが33パターン(1パターンにつき2種~数種)、紹介されている。
マダイにはアメリカナマズとナイルピラティア(日本にも何種か生息しているが、食用になるのは主にこれだという。正月のテレビ番組『芸能人格付けチェッ』」でもしばしば不正解の魚として登場する)、タラバガニにはアブラガニといった具合。

 

見た目が似ている組み合わせもあるが、むしろメジャーな魚に対する代用魚が取り上げられている。クロマグロに対抗するのはアカマンボウで、両者の姿形は全く異なる。代用といえば聞こえはいいが、中には偽装用というのもあるんだろうなと想像してしまう。

 

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さて、【今週の一冊】では最後に1問クイズを出題します。

今回の問題。天然イクラと人工イクラの見分けかた。お湯につけたとき、人工イクラは変化が見られませんが、天然モノはどうなる?

 

【解答】

正解は白く濁る(「似魚図鑑」85ページ)。表面を構成しているタンパク質が溶け出すためだとか。

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